キラキラとしていて、まばゆいのである。そんな目の輝きをもつ人がいる。一般化するつもりはないが、私の体験上、なぜか男性より女性が多いし、日本人よりも他国のアジア人という傾向が強い気がするし、大人よりも子供が圧倒的に多い。稚拙な表現しか思いつかないが、「キラキラ」という以外に言いようのない目の輝き、というのがたしかにこの世にはある。
初めて会うその人も目がキラキラとしていた。外界の光を反射しているというよりも、内側から生ずるような光。好奇心なのか、期待なのか、生きる喜びそのものから来る輝きなのか、見ているこちらは瞳の奥に吸い込まれてしまう。
その目の輝きに応えられるような振る舞いが私にはできているのだろうか―。気が引き締まる新年度である。